営業社員に制作・確認工数が集中したことで、本来業務である営業活動とサイト掲載までの制作業務に遅れや非効率が発生
市場が急拡大していた飲食店を対象としたグルメサイト。ウェブサイトのコンテンツ制作業務にはいくつかの重要な課題がありました。市場の拡大に対する制作人員の不足に加え、ウェブサイトの様々な活用が模索されていたことによって、制作工数の増加やタスクの煩雑化が発生していました。
飲食店向けグルメサイトを運営するA社様では、営業社員が本来の営業活動のほかにコンテンツ制作過程での飲食店とのやり取りや、一部のコンテンツ制作も担っていたため、工数が集中し営業活動の効率性に課題がありました。
その背景として、社内のコンテンツ制作部門への制作依頼にかかる手続きが煩雑であったことや、繁忙時の制作分門の工数不足により、結局は営業社員自身が一部の制作業務も対応しなければならない状況が発生していました。また、制作過程での情報不足や不備が発生した場合には、営業社員が直接店舗に確認を取る必要があり、効率性にも課題が存在していました。さらに複数ベンダーが制作業務にかかわっており、ベンダー間の連絡や調整にも多くの工数が発生していました。その結果、ウェブサイトへの掲載納期の遅延が発生し、掲載店舗からのクレームが寄せられるなどの影響が生じていました。